2023年11月5日に開催された秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝対校選手権大会では2区区間3位で6人抜きをやってのけた東農大のスーパールーキー前田和摩選手。
東農大を12年ぶりに箱根駅伝出場へ導いた立役者の一人と言っても過言ではないでしょう。
そんな前川選手はなぜ東農大を選んだのか気になっている人も多いようです。
本記事ではそんな前田和摩選手の高校や中学など出身高校や身長などのプロフィールの他、なぜ東農大を選んだのかも調査しました。
前田和摩選手の出身高校や身長などプロフィールは?
前田選手の中学からの出身校やプロフィールを一覧にまとめました。
#全日本大学駅伝
2区3km付近
東京農業大学 前田和摩#55全日本大学駅伝 #伊勢で決まる日本一 pic.twitter.com/oiMuweSrVV— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 5, 2023
出身学校一覧
学校名 | 学校都道府県 | |
中学校 | 西宮市立深津中学校 | 兵庫 |
高校 | 報徳学園高校 | 兵庫 |
大学 | 東京同業大学 食料環境経済学科 | 東京 |
プロフィール
名前 | 前田和摩 |
かな | まえだかずま |
生年月日 | 2005(平成17)年1月16日 |
年齢(2023年10月現在) | 18歳 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
血液型 | A型 |
身長(2023年10月現在) | 177cm |
体重(2023年10月現在) | 55kg |
兵庫県西宮出身の前田選手は中学ではサッカー部に所属していました。
ポジションはセンターバック。
何となくテレビでみる箱根駅伝にでたいという思いはあったようで、駅伝部に先生が誘ってくれたこともあり、冬場だけ陸上部の助っ人として駅伝に参加。その魅力にはまっていったようです。
その後は陸上の名門である報徳学園高校に入学。
2年生の頃から記録を塗り替えるなど爆発。
その後東農大に進み現在に至ります。
前田和摩選手の記録は?
自己記録(東京農業大学 農友会陸上競技部より)
1500m | 3:52.23 |
5000m | 13:56.65 |
10000m | 28:03.51 |
ハーフマラソン | 1:01:42 |
陸上部の助っ人として参加していた中学時代は3000mで9:14。東京都中学地域別区部/多摩陸上競技大会の記録を参考にした中学男子の平均は10:39なのでなので、当時から速い記録です。2019年2月の兵庫県中学新人駅伝大会では9:05で1区区間賞をとっています。
その後は駅伝の名門である報徳学園高校に進みます。
1年生の頃は無名でしたが、高2の秋に兵庫県高校駅伝1区(10km)を28分59秒で区間賞を獲得。近畿大会1区も28分58秒で区間賞をとっています。
高校3年時はインターハイ路線の5000mは全国で、ケニア人留学生に食らいつき、13分58秒01で4位。日本人トップとなっています。
2023年に入り東農大に入った前田選手。
初めての10000mレースではU20日本歴代2位となる28分03秒51(3着)で走破。潰滝大記(中央学院大)が2015年にマークした全日本選考会の日本人最高タイム(28分31秒84)を大幅に塗り替えた記録となっています。
10月14日に行なわれた箱根駅伝予選会では、はじめは集団の中にいたが監督の指示通り、15km過ぎてからいっきにペースを上げた。終わった時には日本人トップ全体個人9位。
秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝対校選手権大会では先頭と20秒差の10位でタスキを受けると、6人抜きを果たし、区間3位でタスキをつなぎました。
まだ1年生でありながら日本人記録を塗り替えたり、様々な記録を打ち出している前田選手。
100回大会の箱根駅伝もそうですが今後の活躍にも期待してしまいますね。
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前田和摩選手は東農大なぜ?
結論からいうと
・監督やコーチの人柄の良さ
・自分の力を引き出してくれると思った
という理由のようです。
前田和摩選手の出身高校である報徳学園高校は有名選手も輩出している駅伝の名門校といわれて高校です。
東農大は12年駅伝に出場できていません。
以上よりなぜ東農大を選んだのか疑問を持った人も多いようで話題となりました。
このことについて前田選手はインタビューにて
進学先に東農大を選んだのは、「いろいろ理由はある」と言いつつも「特に大きいのは監督やコーチの人柄の良さです」という。まだまったく強くなかった高校1年生の頃から声をかけてもらっていて、「この大学だったら自分のやりたいことができる、自分の持っている力を引き出してくれる」という思いがあった。「自分のことを一番思ってくださる大学に行きたいって思ったので、東農大を選びました」と理由を語る。
そんなに強くなかった時から熱心に声をかけていただきましたし、自分のことを本当に考えてくれていると感じました。この大学なら強くなれると思ったんです」
東農大を選んだのは「監督、コーチの人柄。自分の持っている力を出せる」環境が理由だという。
などと答えられています。
前田選手自体も信頼が置ける監督やコーチと出会えたことが大きいようです。一番大事なものをこの東農大でみつけたんですね。
前田和摩選手の出身高校や身長、記録などプロフィールは?東農大なぜ?まとめ
さて本記事では東農大の前田和摩選手について調査しまとめていきました。
・出身は駅伝の名門報徳学園高校
・東農大を選んだ理由は自分がまだ結果が出ていないころから熱心に誘ってくれ、その監督やコーチの人柄の良さに惹かれた
・10000mレースをU20日本歴代2位
・秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝対校選手権大会では区間第3位ではあるが6人抜きをした
前田選手は数多くの記録を塗り替えている注目選手といっても過言ではないでしょう。
そして実は2024年は箱根駅伝100回記念の年。
例年では上位10位までが箱根駅伝出場なのが今回は特別に13位まで出場できることができ、それによって11位であった東農大も勝ち上がることができました。
これも何かの運命のような気がしませんか?
2024年第100回箱根駅伝もいろんなドラマがうまれることでしょう。
とても楽しみです。